世界遺産検定4級、出題のポイントまとめ(日本の遺産編)

世界遺産検定3級4級

ご訪問ありがとうございます。

世界遺産検定4級試験を受験される方むけに、過去問題から各世界遺産の出題ポイントをまとめました。
まずは日本の世界遺産編です。

試験直前の学習にお役立て下さい。

本日もよろしくお願いします。

4級ポイントまとめ

①知床
北海道(自然遺産)
・地球上で最も低い緯度で海水が凍る季節海氷域
食物連鎖を通じて海から山まで一体となった生態系。頂点はヒグマ
・市民の寄付による「知床100平方メートル運動」などの保護活動によって守られてきた
知床、陸海一体の生態系と生物多様性の価値

②白神山地(日本初
青森県・秋田県(自然遺産)
ブナの原生林
隆起と地滑り
・絶滅危惧種クマゲラ
・特別天然記念物ニホンカモシカ
白神山地、ブナの原生林が生み出す、固有の生態系の価値

③平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群ー
岩手県(文化遺産)
藤原清衡浄土思想に基づき築いた理想郷
・その中心として最初に中尊寺を設立
・繁栄は100年で幕を閉じる
平泉・日本独自の浄土思想

④日光の社寺
栃木県(文化遺産)
・東照宮
陽明門
寛永の大造替
・神道と仏教が混ざり合う神仏習合
神仏習合、日光の社寺

陽明門

⑤富岡製糸場と絹産業遺産群
群馬県(文化遺産)
明治政府が目指した殖産興業
・フランス人技術者ポール・ブリュナ
木骨レンガ造
富岡製糸場(海外と日本の養蚕技術の融合)

ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献
東京都(文化遺産)
国立西洋美術館
・シリアル・ノミネーション・サイト
トランスバウンダリー・サイト
・ピロティ
ル・コルビュジエの建築作品

⑦小笠原諸島
東京都(自然遺産)
・カタツムリの仲間である陸産貝類
・起源を同じくする種が、環境に順応してさまざまに分化する「適応放散」の典型
ミナミハンドウイルカ
外来種グリーンアノール
小笠原諸島

ミナミハンドウイルカ

⑧富士山ー信仰の対象と芸術の源泉
静岡県・山梨県(文化遺産)
富士山本宮浅間大社
登拝という信仰形態
・巡礼として富士山や周辺の霊場、神社などを巡る「富士講
富士山ー信仰の対象と芸術の源泉

⑨白川郷・五箇山の合掌造り集落
岐阜県・富山県(文化遺産)
伝統的な集落
豪雪地帯
養蚕や紙漉き、塩硝の生産
・伝統的に保たれてきた大家族制
白川郷・五箇山の合掌造り集落

⑩古都京都の文化財
京都府・滋賀県(文化遺産)
桓武天皇は794年に京都の地に都を移し「平安京」と名づけた
・社寺の多くは応仁の乱の戦火で焼失した
清水寺坂上田村麻呂が創建
・慈照寺(銀閣寺):足利義政が創建
平等院:藤原頼道が建立。阿弥陀堂以外は焼失。
京都の文化財

⑪古都奈良の文化財
奈良県(文化遺産)
・平城京が都であったのは、710年から784年までの74年間
・国際色豊かな天平文化が開花
聖武天皇は仏教を篤く信仰。東大寺盧舎那仏(大仏)を建立
古都奈良の文化財

⑫法隆寺地域の仏教建造物群(日本初
奈良県(文化遺産)
・6世紀後半に厩戸王(聖徳太子)が建てた若草伽藍(斑鳩寺)を起源
・西院の金堂や五重塔は現存する世界最古の木造建築
・仏教が日本に伝わって間もない飛鳥時代の建築様式を伝える
法隆寺地域の仏教建造物

⑬紀伊山地の霊場と参詣道
奈良県・和歌山県・三重県(文化遺産)
・3つの霊場と、それらを結ぶ参詣道
・神道と仏教が混ざり合った神仏習合の思想をよく表す文化的景観
・平安時代後期には浄土として信仰を集め皇族や貴族が熊野詣を行った
紀伊山地の霊場と参詣道

⑭姫路城(日本初
兵庫県(文化遺産)
・江戸時代初期に池田輝政が大改築を行った
・何度も真正性に基づく修復が施され保護されてきた木造城郭
姫路城、木造城郭建築の傑作

⑮石見銀山遺跡とその文化的景観
島根県(文化遺産)
・17世紀初めには日本の銀産出量のほとんどを産出
・東アジアから伝わった灰吹法の導入で銀産出量が増加し日本は銀の輸出国となる
間歩とは銀などの鉱石を取るための手掘りの坑道
・閉山した今でも、自然と調和した文化的景観が残されている
石見銀山遺跡とその文化的景観

⑯広島平和記念碑(原爆ドーム)
広島県(文化遺産/負の遺産)
人類史上初めてアメリカの爆撃機が投下した原爆の被害を受けた
広島県産業奨励館は真上から爆風を受けたことから、ドームの骨組みや中心部分は奇跡的に倒壊を免れた
・広島県産業奨励館は「原爆ドーム」と呼ばれるようになった
・原爆ドームは広島市議会の決議で永久保存が決まった
・原爆ドームは戦争の悲惨さを伝える「負の遺産」としての価値が評価された
広島平和記念碑(原爆ドーム)

⑰厳島神社
広島県(文化遺産)
瀬戸内海に浮かぶ厳島
弥山を中心とする島全体が御神体となっている
平清盛により、海上交通の安全を祈願して社殿が整えられた
・海上に建つ木造社殿であるため、台風や高波により被害を受けてきた
厳島神社

⑱明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
福岡県・長崎県・佐賀県・鹿児島県・山口県・岩手県・静岡県(文化遺産)
九州地方を中心に全国8件に点在する23資産で構成される「シリアル・ノミネーション・サイト
トーマス・グラバー:日本で最初に蒸気機関を用いた採掘を行った「高島炭鉱」の経営を行った
・端島炭坑は「軍艦島」という通称で知られる
官営八幡製鉄所:明治政府がドイツの技術などを用いて築いた官営の製鉄所。1901年に操業を開始し、現在も操業を続けている。
明治日本の産業革命遺産

⑲屋久島(日本初
鹿児島県(自然遺産)
・九州最高峰の宮之浦岳(1936m)を始め、1000mを超える山々がそびえる
・海岸線から山頂にかけて標高が高くなるごとに亜熱帯から亜寒帯までの異なる植生が見られる「植物の垂直分布」が特徴
・屋久島で代表的なのは樹齢1000年を超える屋久杉である
ヤクザルとヤクシカという屋久島の固有亜種が生息する
屋久島(樹齢1000年以上の屋久杉)

⑳琉球王国のグスク及び関連遺産群
沖縄(文化遺産)
・琉球に残るグスクとは按司が築いた居城である
按司は各地で勢力争いをしていた豪族
・北山王の居城「今帰仁城跡」
・護佐丸の居城「中城城跡
・阿麻和利の居城「勝連城跡
琉球王国のグスク及び関連遺産群

㉑「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
福岡県(文化遺産)
・沖ノ島では航海の安全を祈る場所として国家的な祭祀が行われていた
・沖ノ島には、岩の上や岩陰などで祭祀が行われていたことを証明する宝物が残されている
宗像大社は航海の安全などを司る「宗像三女新」を祀っている
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

㉒長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
長崎県・熊本県(文化遺産)
・「潜伏キリシタン」とは、禁教期に密かに信仰を続けた人々のこと
潜伏キリシタンたちが仏教や神道の信者のふりをしながらキリスト教信仰を続けた
・潜伏キリシタン達が大浦天主堂を訪れて信仰を打ち明けた「信徒発見」は、奇跡としてローマ教皇にも伝えらえた
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

㉓百舌鳥・古市古墳群
大阪府(文化遺産)
・4〜6世紀に造られた古墳群
・百舌鳥エリアには、日本最大規模の前方後円墳である大仙古墳(仁徳天皇陵古墳)がある。
東アジアの国々と交流が行われていた
百舌鳥・古市古墳群

エンディング

いかがでしょうか。
全ての過去問題を網羅しているわけではありませんが、
まずは、太字と赤字になっているところを抑えておくことをオススメしています。

流石に1記事にまとめられませんでした。
明日は、海外の世界遺産編を書きます。

2級学習の記事は、あと2日お待ちください。
では。

tomo

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