厳島神社

世界遺産検定3級4級
7

『厳島神社』は日本三景にも選ばれている広島県の宮島にあります。欧米からの旅行客にも大人気です。 なぜこんなにも人を魅了するのでしょうか。

厳島神社は海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの粋を極めた日本屈指の名社です。廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくると海に浮かんでいるような不思議な建築美をたたえています。(宮島観光公式サイトより)


本日はそんな厳島神社について学びます。
宮島観光公式サイト

①基本情報


広島県
登録年は1996年
登録基準①②④⑥
山と海に囲まれた自然と一体になった建築様式の価値


厳島神社の前面の海と背後の弥山(標高535m)も、日本人の信仰を表す象徴として登録範囲に含まれる。

②基礎知識


瀬戸内海に浮かぶ厳島(いつくしま:通称は宮島)はその名が示すとおり古くから神に「斎く(仕える)」神域とされてきた。ひときわ高い弥山(みせん)を中心とする島全体が御神体とされ、人々は島には入らずに離れた対岸から*遥拝(ようはい)(ようはい)していた。
6世紀末、この地方の豪族の夢枕(ゆめまくら)に*市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が立ち、「厳島に社を建てよ」と御告げがあった。593年に*宗方三女神(むなかたさんじょしん)をまつる厳島神社が、海岸近くの海上に建てられた。

*遥拝:遠く離れた場所から御神体の方角に向かって参拝すること。
*市杵島姫命:宗方三女のひとりである水の神。
*宗方三女:天照大神が生んだとされる3人の女神で、福岡の宗像大社にまつられている女神の総称。


12世紀に瀬戸内海を利用した日宋貿易を盛んに行なっていた*平清盛は、航路上にある厳島神社を平氏一門の守護神と位置付けると、海上交通の安全を祈願して社殿を整えた。 現在残る主な社殿は、1241年に再建されたもの。

*平清盛:平安時代末期の武将で平氏の棟梁(とうりょう)武士として初めて太政大臣に任ぜられた。


厳島神社は世界でも珍しい海上に建つ木造社殿であるため、しばしば台風や高波により被害を受けてきた。そのため現在でも回廊や平舞台の床板は隙間を開け固定せずに敷かれており、水位が上がった際にも割れることなく外れるようにするなど、工夫がなされている。

大鳥居


4本の控え柱をもつ両部鳥居(りょうぶとりい)という形式。屋根の部分(島木)には約7tもの多くの石が詰められている。地面には固定されておらず、約60tの自重のみで立っている。

回廊


床板の間の隙間は水はけを良くしている。また、海水の上昇による圧力を弱める効果もある。

客人神社


本社と東回りの回廊で結ばれた摂社。本社より規模は小さいが、本殿、幣殿、拝殿、祓殿の形式や配置はほぼ同じ。

能舞台


江戸時代に建てられ、日本で唯一海上に浮かぶ能舞台とされる。本社とは西の回廊でむすばれる。  

③似ている世界遺産

 

ギリシャ共和国 メテオラの修道院群


登録年1998年 登録基準①②④⑤⑦

ギリシャ語で「中空に浮く」という意味を持つギリシャ北西部のメテオラには、頂上部分に修道院が建つ高さ約20〜40mの奇岩が立ち並び、複合遺産で登録されている。

11世紀ごろ、ギリシャ正教会の修道院たちが付近の洞窟で修行を始めた。14世紀にセルビア人がギリシャに侵略するようになると、修道院達は戦乱を避けるだけでなく、より天に近い隔絶された環境で修行を行うため、危険を顧みず岩の上に修道院を築くようになる。当時奇岩の修道院まで昇り降りするのに、滑車式の手動昇降機を使用していた。まれに、ロープが切れて落下し、命を落とす事故もあった。修道士達は「落ちるものも神の思し召し」と受け入れていたという。
最盛期には24の修道院がつくられ、世界遺産には、現存する7つの修道院が登録された。  

④本日の練習問題

世界遺産検定4級からの問題です

[1]『厳島神社』に関する次の文中の語句で、正しくないものはどれか
『厳島神社』の社殿は(①瀬戸内海)の海上にあります。(②源頼朝)の篤い信仰を受けた神社として知られ、社殿とともに前面の海や背後の(③弥山)も世界遺産に登録されています。(④台風や高波などの被害)を受けやすいことから、社殿には様々な工夫が凝らされています。

①瀬戸内海 
②源頼朝
③弥山 
④台風や高波などの被害

[2]奇岩の頂上部に修道院がたつ『メテオラの修道院群』では、どの宗教に属する修道院たちが修行しているでしょうか。

①チベット仏教 
②イスラム教
③ユダヤ教 
④ギリシャ正教

以下回答です


[1] ② [2] ④

如何でしたか?


本日は、観光名所として海外からの旅行者からも大人気の宮島について学びました。まさか、鳥居が自重のみでたっていたとは驚きでしたが、あの重厚感からすると納得です。
秋に宮島を訪れた際、弥山の頂上まで登りました。展望台から、厳島神社と大鳥居の写真を撮ろうと意気込んでいたものの、木々に覆われた森に阻まれ殆ど肉眼では大鳥居を見ることができませんでした。展望台からカメラを持った手を思いっきり伸ばして、何とか木々の間から撮れたのがコチラ。


おわかりいただけるでしょうか?

私の手が、もう少し長ければ…..  


では、また明日もお待ちしています。


tomo  


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