ご訪問ありがとうございます。
行ってみたらこんなトコ、本日は「フィレンツェの歴史地区」です。
イタリア旅行経験者に聞くと、皆が口を揃えて「フィレンツが一番良かった」とのことでしたし、確かにイタリア旅行の定番かつ外せない街であることは間違いありません。
私が2019年の秋に初めて訪れたイタリアで楽しみにしていた訪問場所の一つです。
確かに、手放しで行くことをお勧めできる街でした。
そして、私的に再訪したい観光地のナンバー1です。(見れなかったとこが沢山あったので)
では、本日も世界遺産検定学習の視点で、記事を書いていきますのでお付き合いよろしくお願いいたします。
①フィレンツェの良いところ
きっと誰でも一度は目にした事があるであろうフィレンツェのシンボル「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」。
遠目からこの大聖堂を見渡す赤煉瓦の屋根の広がる街並みに憧れた人も多いのではないでしょうか。
大聖堂周辺は平日でもこの人だかりでした。
フィレンツェ出身の建築家ブルネッレスキの設計による大聖堂で、特徴的なドーム型の天井はルネサンス建築の象徴でもあります。
ルネサンスとは、「再生」「復活」を意味するフランス語だそうで、古代ギリシャやローマなどを模範とした15~16世紀の様式で、幾何学図形を基調としたバランスの取れた造形が特徴です。
この街並みが美しいと感じる秘密はフィレンツェが14世紀末期から17世紀にかけて、ルネサンスの中心として華やかな発展を遂げたことにあるのでしょうね。
徒歩圏内に見所が凝縮された街で、観光にも向いています。
歩くのが苦手な方は、バスを使いこなしましょう。
素晴らしくありがたいHPのリンクです
フィレンツェでバスに乗ってみよう!バスの使いこなし方徹底ガイド♪(firenzeguide.net)
また、美術の教科書で見聞きしたことのある作品を、この街で沢山みることができます。
フィレンツェをルネサンス期に支配していた金融財閥のメディチ家は、その財力で多くの芸術家を支援したそうです。
そのためフィレンツェに多くの芸術家が集まったことで沢山の作品が残されたのでしょう。
メディチ家が所蔵していた美術品は、18世紀にすべて政府に寄贈されたそうで、現在ウフィツィ美術館にて公開されています。
私がこの街で費やせた時間は1日でしたので、浅く広く歩きまわったという観光でした。
1日では全然足りなかったので、また次回行くことにしています。
館内を見学できたのは、かつてミケランジェロの「ダビデ像」が目の前の広場に飾られていた「ヴェッキオ宮殿」と、その「ダビデ像」が所蔵される「アカデミア美術館」の2カ所でした。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は予約が取れず、見学できなかったのが心残りです。
ということで、見どころの10%も紹介していませんが、フィレンツェの素敵なところは素晴らしい街並みと、芸術作品に会えるところ。
そして、歩いて回れる距離感は観光客に嬉しい場所です。
何度訪れても新しい発見があるに違いない、そんな街でした。
②行き方
フィレンツェと他の街との位置関係はこんな感じです。
私はヴェネツィアの後に訪れました。
ミラノ、ローマいずれの街からも鉄道で移動可能です。
ところで、日本人は「フィレンツェ」と言いますが、私が旅でお会いした方(外国人)は「フローレンス」と呼んでいました。
Firenzeを英名で書くとFlorenceとなり英語での会話の際はフローレンスと言われることもあるので?とならないように覚えておいていただけると良いです。
話がちょっと脱線しましたが、
最寄駅は「Firenze Santa Maria Novella」です。
主に街並みの観光は駅の南から東にかけてという感じです。
駅からサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂まで徒歩10分と、観光客にありがたい距離感となっています。
宿泊する場合はその辺りで宿を取っておけば観光や次の移動が楽になるのではないかと思います。
③練習問題
本日は3級の過去問題から2問ご用意しています。
◆『フィレンツェの歴史地区』で知られるフィレンツェをルネサンス期に支配した財閥として正しいものはどれか。
①ハプスブルク家
②ブルボン家
③メディチ家
④ロマノフ家
◆以下の英文の空欄に当てはまる都市名として、正しいものはどれか。
( ), a city symbolic of the Renaissance, flourished during the early Medici period between 14th and 16th centuries.
①Paris
②Venice
③Athens
④Florence
3級の学習ページのリンクを貼っておきますので、こちらからも復習できます。
ルネサンス(フィレンツェ)3級学習
イタリアの旅は世界遺産を中心に回りました。
さすが世界遺産の宝庫です。イタリアの旅はどの街も素晴らしかったです。
もし20代に行っていれば、もっとハマっていたのではないかと思います。
ちなみに、お気に入りはヴェネツィアなのですが、もし絶対に外せない1番のお勧めは?と聞かれたら、フィレンツェと答えると思います。
景色も街並みも、芸術作品も老若男女が楽しめる街だと思います。
教科書でみていた作品を実物を観ると感慨深いです。あの頃は実物を見に行くことなんて想像すらしていませんでしたから。
さて、いかがでしたでしょうか。
このブログを読まれている方の中には、フィレンツェに行ったことがある方も多いと思います。
ということは、フィレンツェの魅力はそんなもんじゃない!!と思われている方も多いのではないでしょうか。
ここは外せないというところは、コメントに残していただければ、他の方も観れるのでありがたいです。
では、また。
tomo
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