ヴィクトリアの滝

本日はアフリカ大陸にある世界遺産です。アフリカといえば雄大な自然のイメージが強い場所で、日本からとても遠くにある大陸です。

本日学ぶ『ヴィクトリアの滝』のように、耳にしたこと、テレビなので目にしたことがある方も多いと思いますが、訪れたことがあるという方は少数かなとも思います。大きな大陸の大自然は地球の歴史を感じることの出来る、人間にとっても偉大な場所ですね。

①基本情報

ヴィクトリアの滝(モシ・オ・トゥニャ)

ザンビア共和国及びジンバブエ共和国
登録年は1989年
登録基準⑦⑧の自然遺産
大地を削り流れ落ちる滝が見せる地球の歴史の価値

②基礎知識

ジンバブエとザンビアの国境にある巨大な飛瀑。滝幅約1,700m、落差約108mの威容を誇り、南米のイグアス、北米のナイアガラと並ぶ世界三大瀑布の一つに数えられる。

*ザンベジ川が大地の割れ目に、激しい轟音とともに流れ落ちるヴィクトリアの滝は、その滝幅が最大で1,700m以上あり、水量は雨季ともなると毎分5億ℓにもなる。その水量で数百年の年月をかけて玄武岩の大地を削り、現在でも滝の位置を少しずつ上流へと変化させている。かつての滝の後は深い峡谷となり、まるで長い年月をかけて刻まれた地球の皺のように見える。

1855年にこの滝を訪れたイギリスの探検家の*デイヴィット・リヴィングストンは、この滝の美しく荘厳な姿に圧倒され、現地の人々が「モシ・オ・トゥニャ(ごう音を響かせる水煙)」と呼ぶこの滝を、母国の女王にちなんで「ヴィクトリアの滝」と命名した。

*ザンベジ川:アフリカで4番目に長い川
*デイヴィット・リヴィングストン:キリスト教の宣教師として3度にわたりアフリカ奥地への探検を行った。

下流にジグザグ状に連なる険しい渓谷はかつての滝の跡である。長い歳月の間に川の浸食によって滝は少しずつ上流へと移動した。当初の滝は現在よりも80Kmほど下流にあった。現在あるのは8つ目の滝で、それも数万年後には姿を消しまた上流に新たな滝が誕生するとも言われている。

 

③本日の練習問題

世界遺産検定4級からの問題です。日本の自然遺産からも出題しています。

[1]ザンビア共和国とジンバブエ共和国にまたがって流れる、現地の人々が『モシ・オ・トゥニャ(ごう音を響かせる水煙)』と呼ぶ滝は何でしょうか。

①ヨセミテの滝
②ヴィクトリアの滝
③イグアスの滝
④アンヘルの滝

[2]北海道にある『知床』の説明として正しいものはどれでしょうか

①日本で最も降雨量の多い地域である
②北海道の最南端にある半島である
③一年中氷点下の気温である
④一月末になると流氷が接岸する

[3]『屋久島』の説明として、正しいものはどれでしょうか

①現在も活発な火山活動が見られる
②日本で最大の熱帯雨林である
③植物の垂直分布が見られる
④流氷が接岸する

以下回答です

[1] ② [2] ④ [3] ③

過去の記事
『知床』についてはコチラ
『屋久島』についてはコチラ

いかがでしたか?ヴィクトリアの滝の名前の由来はイギリスの女王だったのですね。探検家たちはしばしば、敬意を持ってそれらに人の名を付けるような気がします。日本人には現地の呼び名でなく、そちらの英語名の方が浸透しているように思います。
興味を持って学ぶことで知る由来も、現地での呼び名も、それぞれ味があって良いですね。
そして初めて、偉大な自然を目にした探検家たちはどんな言葉を発したのだろう、と思うとまたワクワクさせられました。

では、また明日お待ちしています。

tomo

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2 comments

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