周辺主権国家

世界遺産検定3級
3

本日の世界遺産は、英国で最も有名な建造物ではないでしょうか。大きな時計台がビッグ・ベンの愛称で親しまれている「ウェストミンスター宮殿」です。

そしてロシアからは、世界の美術館の中でも有名で2017年に日本でも展示会が行われた「エルミタージュ美術館」を含む世界遺産です。

 

①ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター・アビーとセント・マーガレット教会(英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国))

登録年:1987年/2008年範囲拡大
登録基準:(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)
イギリス王室の歴史を物語る建築物群

エドワード王がシティ・オブ・ロンドンの西、ソーニー・アイランドにウェストミンスター宮殿とウェストミンスター・アビー(修道院)を建てたのは、*ノルマン征服(ノルマン・コンクエスト)によってイングランドにノルマン人が流入する以前の11世紀中ごろであった。

*ノルマン征服:ノルマンディー公ウィリアムが、1066年にイングランドを征服し、ウィリアム1世としてノルマン朝を開いた出来事

ウェストミンスター宮殿は、イギリスのロンドン中心部テムズ川河畔に存在する。
ウェストミンスター宮殿は、中世には王の住居であると同時に、議会場としても使用された。

1295年にはイギリス発の議会である模範議会が開催された。
1640年に召集された議会はピューリタン革命の発端となり、現在でも下院の独立を表すため国王の下院議会への立ち入りは禁止されている。
1834年の火災で大部分を焼失した宮殿は、約30年をかけてゴシック・リバイバル様式で再建され、19世紀のイギリスやフランスで流行したこの建築様式の先駆けとなった。
今日にいたるまで国会議事堂として使用されている宮殿の北側に付属する時計は「ビッグ・ベン」の愛称で呼ばれロンドンのシンボルとなっている。

2012年にはエリザベス2世の在位60周年を記念して「エリザベス・タワー」と改称された。

ウェストミンスター・アビーはノルマン征服によってイングランドを掌握したウィリアム1世が1066年にここで戴冠して以降、歴代のほとんどの国王の戴冠式が行われてきた。
戴冠の際に親王が着座する椅子は、修道院をつくったエドワード王にちなんで「エドワード王の椅子」と呼ばれている。

13世紀にフランスのゴシック様式で改装されたため、英仏の様式を織り交ぜた建築となっている。
中世以来の王国、政治家や戦没者、学者や作家が埋葬されており、ニュートンやダーウィン、詩人チョーサーや作家ディケンズなどの英国史上の偉人が眠る。

修道院の北側に位置するセント・マーガレット教会は16世紀にかけて再建された一般信者向けの教会で、チャーチル元首相をはじめ著名人の結婚式が執り行われた場所としても知られる。

英語で読む世界遺産

The Westminster area lies next to the River Thames in the heart of London.
Here there are many buildings deeply linked with the history of the royal family of Britain.
The palace of Westminster is know as the place where the Puritan revolution n began.

②サンクト・ペテルブルグの歴史地区と関連建造物群(ロシア連邦)

登録年:1990年/2013年範囲変更
登録基準:(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)(ⅵ)
西ヨーロッパに向けて開かれた窓

サンクトペテルブルグは、モスクワの北西、ロシアの西端に位置する、帝政ロシア時代の都である。
18ヵ月にわたって西ヨーロッパ諸国を歴訪したロマノフ朝のピョートル大帝は、ロシアの西欧化や近代化を推進した。

サンクトペテルブルクは、スウェーデンとの北方戦争のさなかの1703年に建設が始まり、西ヨーロッパの文化・芸術を取り入れてつくられた。
ネヴァ川左岸の中心部と対岸のペトロパヴロフスク要塞、ワシリエフスキー島の3地区が中核で、大帝の統治下にはバロック様式の建物が多い。

18世紀後半にエカチェリーナ2世が即位するとかわって新古典主義の建築物が建造された。
現在はエルミタージュ美術館になっている冬宮聖イサアク大聖堂など、西欧の様式とロシア文化が融合した建築を数多くみることができる。

③本日の練習問題

本日はオリジナルの問題です

[1]「ウェストミンスター宮殿」と「ウェストミンスター・アビー」を建設した人物は誰でしょうか

①ウィリアム1世
②エドワード王
③ヘンリー3世
④スティーブン

[2]『サンクト・ペテルブルグの歴史地区と関連建造物群』がある国はどこでしょうか

①ドイツ連邦共和国
②オーストリア共和国
③ロシア連邦
④英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

以下回答です

[1] ② [2] ③

いかがでしたか。
英国は現在のグレートブリテン及び北アイルランド連合王となるまでに、複雑な歴史を持っており、はっきりとは理解できておりません。
イングランドだったりグレートブリテン王国だったり混乱します。
何れにせよ、本日の世界遺産の「ウェストミンスター宮殿と、ウェストミンスター・アビー」はイングランドがフランスのノルマンディー公(ウィリアム1世)に征服される1066年より前に建設されていた。
そのウィリアム1世の戴冠式がウェストミンスター・アビーで行われました。
今日の学習でわかったことは、というところでしょうか。

ロシアもまた、ロシア連邦になるまでの歴史がありますが、それはまた別の機会に。

では、また明日もお待ちしています。

tomo

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