
ご訪問いただきありがとうございます。
3ヵ月で世界遺産検定取得を目指す企画、本日は62日目。
現在は世界遺産検定3級の過去問題を中心に学習中です。
*4級試験の学習のみを行いたい方は4月1日の記事1/90〜37/90までを中心に学習してくださいね。
4月1日の記事はこちら世界遺産検定過去問題(1/90)
7月5日の試験日まで1ヶ月となりました。学習の進捗はいかがでしょうか?
現在進行中の2019年9月の3級試験は認定率67.7%とやや難易度の高い試験でした。
6月の前半は問題数を少なめにして、1回毎に振り返り定着させていくという期間にしていただければと思います。
本日は昨日の問[19]の続きから、「危機遺産」に関する問題2問です。
◆危機遺産に関する、以下の問いに答えなさい。
[20]危機遺産の説明として、正しいものはどれか。
①世界遺産条約で正式に定義されているものではない
②危機遺産の登録数は急速に減少している
③一度危機遺産リストに記載されると脱却することはできない
④危機遺産の保有国は適切な保全計画を立てて実行する必要がある
[21]次の写真は、危機遺産リストに記載されている『バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群』に含まれる磨崖仏が破壊された後のものである。この破壊を行った組織として、正しいものはどれか。

①ナチス・ドイツ
②タリバン政権
③IS(イスラム国)
④ソビエト連邦
以下回答です
[20]④ [21]②
本日の関連学習リンク
「危機遺産」と「負の遺産」
危機遺産①(バーミヤン渓谷)
いかがでしたか?バーミヤンの磨崖仏の跡を見ると本当に心が苦しくなりますね。
過去の日本でも、時代の流れの中で沢山の建造物が破壊されてきた歴史があります。
現代では世界の中で共通の価値として守るべきものと認識されているものの一つが世界遺産というワケですが、それでも国や文化によってそれが通用しない思想というのもあるのですね。
現在は修復作業に日本も協力しているとのことです。なんとかリスト脱却して欲しいですね。
危機遺産については、世界遺産検定の問題でバーミヤンの他に、昨日の問[19]のエルサレムも出題されやすい世界遺産ですので、合わせて抑えておきましょう。
因みにエルサレムに関しては、急速な都市開発や観光客の増加によって被害や維持管理体制の不備が危機遺産リスト入りの原因です。
「世界遺産=観光客増加」という構図は否めない部分もありますので、これも悩ましい問題ではありますね。
危機遺産リストと合わせて、世界遺産リストから抹消された遺産についても、合わせて思い出しておいてくださいね。
明日は問題数6問です。
またお待ちしています。
tomo
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