
ご訪問いただきありがとうございます。
3ヵ月で世界遺産検定取得を目指す企画、本日は56日目です。
現在は世界遺産検定3級の過去問題を中心に学習中です。
*4級試験の学習のみを行いたい方は4月1日の記事1/90〜37/90までを中心に学習してくださいね。
4月1日の記事はこちら世界遺産検定過去問題(1/90)
本日は産業遺産に関連する問題4問です。少なめの問題数ですが、少し難易度は高いです。ぜひ全問正解を目指してくださいね。
では、昨日の問[50]の続きからになります。
◆産業遺産に関する、以下の問いに答えなさい。
[51]『富岡製糸場と絹産業遺産群』の「富岡製糸場」に関し、以下の文中の語句で、正しいものはどれか。
富岡製糸場は、(①臥薪嘗胆)を掲げた明治政府によって設立された日本初の官営工場である。(②アメリカ)から招聘(ショウヘイ)した技師の指導のもとで建設され、繭工場や繰糸場(③木骨レンガ造)と呼ばれる構造で建てられている。工場は(④現在も操業)しており、観光対策や保存計画が課題となっている。
①臥薪嘗胆
②アメリカ
③木骨レンガ造
④現在も創業
[52]『石見銀山遺跡とその文化的景観』の説明として、正しくないものはどれか。
①石見銀山は14世紀初頭に大内氏が最初に発見したとされる
②17世紀ごろに日本が世界に輸出していた銀の多くが、石見銀山で採掘された
③16世紀に新しい精錬技術である灰吹法が導入された
④「間歩」と呼ばれる銀や物資を運搬する街道も、世界遺産に登録された
[53]『ポトシの市街』に関する以下の文中の空欄に当てはまる語句として、正しいものはどれか。
アンデス山脈にあるポトシで1545年に発見され銀鉱脈は、ヨーロッパに( )を引き起こす要員となった。

①ルネサンス
②世界恐慌
③価格革命
④ピューリタン革命
[54]『ニュー・ラナーク』で労働者のための施策を次々と実施した人物として、正しいものはどれか。

①ロバート・オーウェン
②オスカー・ニーマイヤー
③ヨーン・ウッツォン
④エイブラハム・ダービー1世
本日の関連学習リンク
絹産業(富岡製糸場と絹産業遺産群・リヨンの歴史地区)
銀鉱山関連の産業遺産(石見銀山・ポトシ)
産業革命と近代建築(ニューラナーク・ブラジリア)
以下回答です。
[51]③ [52]④ [53]③ [54]①
いかがでしたでしょうか?私は、1問しか正解できませんでした。。。ブログの管理人として情けない限りですが(涙)
問[52]の④は「街道」でなく「坑道」が正解なんですよね。ちょっと引っ掛け入ってません?と思ったら、この問題の正答率は、20.7%でした。いやー、これはヤラレタ。。と思った方も多いはず。
本番では、回答もしっかりと読み込まなければいけませんね。
問[53]の回答「価格革命」についてですが、以下を参照ください。
<価格革命>
スペインが新大陸を征服し、ポトシ銀山などを支配したことにより、16世紀の中ごろから大量の銀がスペインを経由してヨーロッパに流入。その結果、物価が急上昇し、およそ2~3倍に高騰した。急速な価格上昇(インフレーション)ため、地代収入に依存している領主階級の没落を決定的にし、封建社会は崩壊していった。
※現在では16世紀の物価上昇の原因は、銀の流入ではなく、急激な人口増加にあったと考えられているらしい。
さて、明日なのですが、過去問題はなしになります。
毎日お待ちいただいている方には申し訳ありませんが、まだこのブログの中でかけていなかった、3級に出題される世界遺産の記事を書きます。
今年の試験に出題されるかはもちろん不明ですが、2019年の試験には出題された世界遺産です。
そういうわけで、明日はその記事にお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
tomo
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