
本日もご訪問いただきありがとうございます。
3ヵ月で世界遺産検定取得を目指す企画、本日は48日目です。
現在は世界遺産検定3級の過去問題を中心に学習中です。
*4級試験の学習のみを行いたい方は4月1日の記事1/90〜37/90までを中心に学習してくださいね。
4月1日の記事はこちら世界遺産検定過去問題(1/90)
昨日に引き続き本日も問題数8問です。本日から始まるのは2019年7月の検定の問題になります。
スタートは世界遺産条約に関する問題と、申請・登録に関する問題です。
今日からの過去問題については、前日に予告の学習リンクを貼っていきます。それぞれの学習スタイルと、進捗に合わせてご活用くださいませ。
では、問題に参りましょう。
◆世界遺産条約に関する次の文章を読んで、以下の問いに答えなさい。
世界遺産とは、「顕著な普遍的価値」をもつ自然や文化財を、(a)世界遺産条約に基づき「( 2 )」に記載して国際的に守ってゆくものである。世界遺産条約誕生のきっかけは、1960年代にユネスコが行なったヌビアの遺跡群救済キャンペーンとされる。当時のフランス文化大臣アンドレ・マルローの「世界文明の第1ページを刻む芸術は、( 3 )である」という演説が、のちの世界遺産の理念へとつながり、1972年のユネスコ総会にて満場一致で採択されるに至った。日本はそれから20年後の(b)1992年に世界遺産条約を締結した。
[1]下線部(a)「世界遺産条約」の説明として、正しいものはどれか。
①「文化」と「自然」を初めてひとつの条約のなかで保護するものである
②世界遺産を「文化遺産」「自然遺産」「無形文化遺産」の3つに分類している
③正式名称を「世界の自然環境及び伝統文化の保護に関する条約」という
④遺産の保護・保全の義務と責任はユネスコにあるとしている
[2]文中の空欄( 2 )に当てはまる語句として、正しいものはどれか。
①世界遺産ブック
②世界遺産カタログ
③世界遺産ファイル
④世界遺産リスト
[3]文中の空欄( 3 )に当てはまる語句として、正しいものはどれか。

①経済発展に欠かせない遺産
②世界平和の礎となる遺産
③各国が独自に守るべき遺産
④分割できない我々の遺産
[4]下線部(b)「1992年」に、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた、環境問題をテーマとした国連の会議として、正しいものはどれか。
①地球サミット
②平和サミット
③世界気候会議
④国際人口開発会議
◆世界遺産の申請・登録に関する次の文章を読んで、以下の問いに答えなさい。
世界遺産に申請するためには、いくつかの(a)条件が必要である。条件を満たして各国政府から( 6 )に推薦書が提出いされた遺産は、(b)専門機関が調査を行い、その結果をもとに世界遺産登録の可否が決定される。世界遺産登録を目指す推薦書には、遺産の保全計画が立てられていることや(c)価値の証明が求められる。
[5]下線部(a)「条件」に関し、世界遺産に申請するための条件として正しいものはどれか。
①遺産をもつ国が国連の加盟国であること
②優れた動産、または不動産であること
③申請する遺産が保有する国の法律などで保護されていること
④5ヵ国以上から推薦を受けていること
[6]文中の空欄( 6 )に当てはまる組織として、正しいものはどれか。
①国連の世界遺産事務局
②ユネスコの世界遺産センター
③国連委員会
④欧州委員会
[7]下線部(b)「専門機関」に関し、文化遺産の調査を専門的に行う機関として、正しいものはどれか。
①IUCN
②IAEA
③ICOMOS
④OECD
[8]下線部(c)「価値の証明」に関し、「遺産の顕著な普遍的価値を証明し、保護・保全するための必要条件がすべて整っていること」を示す概念として、正しいものはどれか。

①完全性
②真正性
③全体性
④連続性
本日の関連リンク
今更だけど世界遺産って?
世界遺産に登録されるには
世界遺産と日本
以下回答です
[1]① [2]④ [3]④ [4]①
[5]③ [6]② [7]③ [8]①
いかがでしたか?
昨日の予習リンクでは不足していたものがありまして、申し訳ありません。
さて明日の予告学習リンクはこちらです。
世界遺産に登録されるには
今更だけど世界遺産って?
百舌鳥・古市古墳群
世界遺産委員会に関する問題が中心にはなりますが、それ以外の知識も必要となる問題もあります。
過去の記事では触れていないような、最近の世界遺産委員会や、ユネスコにまつわる事項などもご確認いただけると、次の試験にも役立つと思います。
では、また。
tomo
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