ローマ帝国③メリダの考古遺跡群、他

世界遺産検定2級

この記事は世界遺産検定2級学習用に構成しています。

本日学習する世界遺産は3件です。
◆メリダの考古遺跡群
◆エフェソス
◆ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの考古地区

ポンペイには昨年の今頃、訪れていました。
過去にイタリアの世界遺産を紹介した記事にも書いていますので、よかったら読んでみてください。
イタリアの世界遺産②

では本日もよろしくお願いします。

①メリダの考古遺跡群

スペイン
<文化遺産>
登録年:1993年
登録基準:(ⅲ)(ⅳ)
ローマの退役兵士用居住地として建設された都市

スペインのエストレマドゥーラ州の州都であるメリダには今でも古代ローマの遺跡が数多く残っています。
メリダはかつて「アウグスタ・エメリタ」と呼ばれていたローマ植民都市の遺跡です。
その歴史は古代ローマ時代の紀元前25年にまでさかのぼります。

メリダはアウグストゥスによって建設されました。
イベリア半島の主要都市を結ぶ交通の要衝として発展しました。
ディオクレティアヌス帝の時代には最盛期を迎え、「スペインのローマ」呼ばれるまでの繁栄を見せました。

8世紀を迎えるまで街は繁栄しましたが、イスラム勢力の侵攻とともに徐々に衰退していきました。
現在メリダ市内には、最大5,500人を収容したという階段式観客席を持つローマ劇場や、円形闘技場などの遺構が残っています。
メリダは、その輝かしい古代ローマ時代の名残を、街の至るところに留めています。

②エフェソス

トルコ共和国
<文化遺産>
登録年:2015年
登録基準:(ⅲ)(ⅳ)(ⅵ)

トルコの西部にあるエフェソスは、旧約聖書にも登場する古代都市です。
かつてエフェソスは港湾都市てしとして栄え、ヘレニズムやローマ帝国時代の都市遺跡が残っています。

セルシウス図書館は、紀元117年に建てられたエフェソス遺跡を代表する建築で、広大な遺跡のほぼ中央に位置しています。
パピルスや羊皮紙に書かれた12万巻にも及ぶ蔵書が、壁のくぼみに収められていました。
その規模から、アレクサンドリア(エジプト)、ペルガモン(トルコ)と並ぶ、古代の世界三大図書館とされています。

図書館のそばの巨大な円形のローマ劇場は、山の斜面を上手く利用したつくりで、25000人を収容できる観客席が扇形に広がります。

また、「世界の七つの景観」に数えられたアルテミス神殿は、地中海各地から多くの巡礼者を集めたとされています。

5世紀以降はこの地で余生を送った聖母マリアの家がキリスト教の主な巡礼地となりました。
エフェソスは8世紀にアラブ人に侵略されるまで長きにわたり地中海都市の中心として繁栄した。

③ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの考古地区

イタリア共和国
<文化遺産>
登録年:1997年
登録基準:(ⅲ)(ⅳ)(ⅴ)

ポンペイはイタリア南部のカンパニア州にある広大な遺跡です。
洗練されたローマ帝国の都市として繁栄していましたが、西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火により火山灰に埋れてしまいました。
16世紀末に偶然に発見され、その後の発掘により、かつての姿が明らかになりました。

発掘された街からは噴火当時のままの建造物や、広場も発見されました。
こうここ学的にも重要なものであると考えられています。

また逃げ遅れた人が埋まってできた空洞に、石膏を流し込んで再現された人々の姿が、悲劇の瞬間を今に伝えています。

④練習問題

[1]『メリダの考古遺跡群』に関して、スペイン南部のメリダがかつて呼ばれていた名称として、正しいものはどれか。

①マディーナット・サーム
②アウグスタ・エメリタ
③ジンフェルグラハト
④ミスル・アル=カーヒラ

[2]次の3つの説明文から推測される世界遺産として、正しいものはどれか。
ートルコ西部のかつての港湾都市で、ヘレニズムやローマ帝国時代の都市遺跡が残る
ー「世界の七つの景観」に数えられたアルテミス神殿の遺構がある
ー5世紀以降は聖母マリアの家がキリスト教の主要な巡礼地となった

①エフェソス
②カルタゴの考古遺跡
③キレーネの考古遺跡n
④タフテ・ソレイマーン

[3]西暦79年に噴火し、イタリア南部のポンペイの街を火山灰で埋め尽くした山として、正しいものはどれか。

①スレイマン・トー
②マウナ・ロア山
③マルモラーダ
④ヴェスヴィオ山

⑤解答とエンディング

解答 [1]② [2]① [3]④

いかがでしたでしょうか。
メリダとエフェソスは遺跡が少し似ており、この記事を書いてる最中、頭が混乱してきました。
似たような時代背景の世界遺産は、遺跡の見た目での区別がつきにくいですね。

また明日も似たような世界遺産になってしまいますが、頑張っていきましょう。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

では。

tomo

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