歴史地区と旧市街⑤ドゥブロヴニクの旧市街、他

世界遺産検定2級
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この記事は世界遺産検定2級学習用に構成しています。

本日の世界遺産は、みなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
もしかすると、行ったことあるよという方もいらっしゃるかも。
◆ドゥブロヴニクの旧市街
◆ウィーンの歴史地区
◆モスクワのクレムリンと赤の広場

説明不要でしょうか。

今日の世界遺産は、3級の学習でも取り上げていますので、それぞれの解説に3級の記事のリンクも貼っておきます。

では、本日もよろしくお願いします。

①ドゥブロヴニクの旧市街

クロアチア共和国
<文化遺産>
登録年:1978年/1994年範囲拡大/2018年範囲変更
登録基準:(ⅰ)(ⅲ)(ⅳ)
数々の苦難から復興を果たした海洋都市

ドブロヴニクはクロアチア南部のアドリア海に面した要塞都市です。
13世紀ごろから地中海交易の拠点として繁栄しました。
旧市街は堅固な城壁に囲まれており、城壁には4つの要塞が配置されています。

13世紀以降、地中海高江の重要拠点のラグサー共和国として、ヴェネツィアと並ぶ繁栄を遂げました。
(第一次世界大戦後、都市の名称がラグーサから公式に現在のドゥブロヴニク変えられた)
巧みな外交術と豊富な富に支えられ15世紀から16世紀にかけては著しい発展を遂げました。
旧市街にはさまざまな建築様式が混在し、「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい街並みを誇ります。

1667年に発生した壊滅的な地震の後、アドリア海交易の不振と相まって徐々に後退がはじまりました。
長い期間をかけその地震被害からは立ち直ったものの、1990年代のユーゴスラヴィア崩壊による内戦で、再び深刻なダメージを受けました。
城壁や聖ブラシウス教会など、現在は復興を遂げつつある。

戦争・紛争

②ウィーン歴史地区

オーストリア共和国/危機遺産
<文化遺産>
登録年:2001年/2017年危機遺産登録
登録基準:(ⅱ)(ⅳ)(ⅵ)

ウィーンは、古代ローマ軍が築いた駐屯地を起源といわれています。
1278年よりオーストリア公となったハプスブルク家の支配下におかれました。
14世紀には建設公と称されたルドルフ4世のもとで、ウィーンは大きな発展を遂げました。

聖シュテファン大聖堂やウィーン大学はこの時代に建てられています。
やがてハプスブルク家が勢力を伸ばし、神聖ローマ帝国の帝位を独占すると、ハプスブルク家のもとで帝都ウィーンでは華やかな貴族文化が栄えました。

旧市街には、12世紀建造の聖シュテファン大聖堂や18世紀の建造のベルヴェデーレ宮殿などが残っています。
19世紀半ば、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は旧市街を囲んでいた城壁を撤去して、リンクシュトラーセと呼ばれる環状道路を引きました。
環状道路の沿線には近代的な公共建築などを築き近代都市への大改造を行いました。

最近の都市開発による景観の悪化に対する懸念から、2017年の第41回世界遺産委員会で危機遺産リストに登録されています。

ウィーン体制

③モスクワのクレムリンと赤の広場

ロシア連邦
<文化遺産>
登録年:1990年
登録基準:(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)(ⅵ)

クレムリンと赤の広場は、ロシアの首都モスクワの都心部にある広場です。
長さは695m、平均道幅は130m、面積は73,000㎡もあるそうです。
モスクワ大公国からロシア帝国、ソビエト連邦、そして現在のロシア連邦に至る歴史が刻まれた場所です。

1156年に築かれた砦がクレムリンの起源となり、のちにイヴァン3世がレンガ造りの城壁や塔、城門を建造しました。
城壁内にあり、ロシアらしい白亜の壁に黄金のタマネギ型ドームが輝いているのはウスペンスキー大聖堂です。
城壁内には、ウスペンスキー大聖堂を始め、壮麗な聖堂群や宮殿が建てられました。

城壁外には15世紀から大規模な市場が開かれていた「赤の広場」があります。
赤の広場には、カラフルな玉ねぎ型ドームが印象的な聖ワシリイ大聖堂、宮殿のような豪華さを誇る建物は、老舗のグム百貨店です。

東ヨーロッパ世界(クレムリンと赤の広場)

④練習問題

[1]次の3つの説明文から推測される都市にある旧市街が世界遺産に登録されている。その都市として正しいものはどれか。
ー13世紀以降、地中海交易の重要拠点であるラグーサ共和国として繁栄を遂げた
ー1667年の大地震による破壊的な被害から立ち直った
ー1990年代のユーゴスラヴィア崩壊による内戦で再び深刻なダメージを受けた

①ヴェネツィア
②リガ
③ドゥブロヴニク
④ブダペスト

[2]「危機遺産リスト」に関する以下の文中の空欄に当てはまる語句として、正しいものはどれか。
危機遺産リストに記載される原因にはさまざまなものがあるが、近年では『ウィーンの歴史地区』のように(    )が問題になることが多い。「ドレスデン・エルベ渓谷」が世界遺産から抹消された主な原因も同様である。

①紛争による遺産破壊
②天然資源の採掘
③開発による景観悪化
④オーバーツーリズム

[3]『モスクワのクレムリンと赤の広場』の城壁内にある建造物として、正しいものはどれか。

①エルミタージュ美術館
②ウスペンスキー大聖堂
③ドロットニングホルムの王宮
④ヒラルダの塔

⑤解答とエンディング

解答 [1]③ [2]③ [3]②

いかがでしたでしょうか。
今日はきっとみなさんもご存知の世界遺産だったのではないでしょうか。
今回の学習の方が、内容は薄いですよね。
3級の学習とは、違うポイントを意識しながら押さええていきましょう。

明日はまた、割とマイナーな世界遺産になりますので、楽しみにしていてくださいね。

ではまた。

tomo

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