レコンキスタと十字軍(アルハンブラ宮殿・カステルデルモンテ)

世界遺産検定3級
3

本日のは、スペインとイタリアの世界遺産をご紹介します。
先ずは本日の世界遺産の主題である、「レコンキスタ」と「十字軍」について、Wikipediaからの引用にて説明します。
私はどちらについてもほとんど知識がありません。

レコンキスタ
718年から1492年までに行われた、複数のキリスト教国家によるイベリア半島の再征服活動の総称。
*ウマイヤ朝による西ゴート王国の征服とそれに続くアストゥリアス王国の建国から始まり、1492年のグラナダ陥落によるナスル朝滅亡で終わる。
レコンキスタはスペイン語で「再征服」(re=再び、conquista=征服すること)を意味し、ポルトガル語では同綴で「ルコンキシュタ」という。
日本語においては意訳で国土回復運動(こくどかいふくうんどう)や、直訳で再征服運動(さいせいふくうんどう)とされることもある。

*ウマイヤ朝:ダマスカスに都を置き、西インドからアフリカ北岸、イベリア半島を支配した

十字軍
中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック教会の諸国が、聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍

ということを念頭に、本日の学習に入りたいと思います。

①グラナダのアルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ離宮、アルバイシン地区(スペイン)

登録年:1984年/1994年範囲拡大
登録基準:(ⅰ)(ⅲ)(ⅳ)
イベリア半島最後のイスラム王朝

イベリア半島は、711年にウマイヤ朝が侵略して以降、イスラムの勢力下に入った。
これに対してキリスト教勢力は、イベリア半島の北部からイスラム勢力の駆逐運動レコンキスタ(国土回復運動)を始めた。
これによって、11世紀にイベリア半島の大部分を支配していた後ウマイヤ朝が滅亡。
キリスト教勢力とイスラム勢力の戦いがスペイン各地で繰り広げられるなか、1232年、イベリア半島南部にイスラム勢力最後の牙城となっていたグラナダは陥落し、レコンキスタが完了した。

キリスト教勢力下に置かれたグラナダでは、イスラム様式の建築物が次々と取り壊されたが、19世紀にイスラム建築が再評価され、修復作業が開始された。
こうしてアルハンブラ宮殿は、世界のイスラム建築の中でも最上級といわれる美しさを取り戻した。
宮殿の内部は大理石の床や化粧漆喰のアラベスク文様*スタラクタイトと呼ばれる鍾乳石装飾(しょうにゅうせきそうしょく)、透かし彫りの窓など、美しいイスラム装飾で彩られている。

*スタラクタイト:鍾乳石の意。ドームなどの内側を多数の凹凸面で装飾する建築技法。ムカルナスともいう。

アルハンブラ宮殿の「二姉妹の間」にある鍾乳石装飾

宮殿の東側の丘の上に位置するヘネラリーフェ離宮は、14世紀に王族の避暑地として造営されたものである。
また、アルバイシン地区はグラナダ最古の居住地区で、イスラム様式を色濃く残し、迷路のような細道の両側に白壁の民家やモスクが密集している。

英語で読む世界遺産

The Kingdom of Granada was the last Islamic dynasty on the Iberian Peninsula.
When Granada fell to the Christian conquer and Christian rule began, many Islamic Buildings were destroyed.
However, the Alhambra Palace was restored when the 19th century gained a new appreciation for Islamic culture.

 

②カステル・デル・モンテ(イタリア共和国)

登録年:1996年
登録基準:(ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)
八角形で統一された城塞

神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世はシチリア島で育ち、イスラム世界に対しても深い理解を示す教養人であった。
第5回十字軍で、イスラム側との話し合いで一時エルサレムを回復した。
各地に多くの城をつくり、カステル・デル・モンテでは、皇帝自身もその設計に加わったとされる。

この城は八角形の中庭を八角形の壁が取り囲み、壁の角に八角形の塔が8つ付設されている。
また、屋根の貯水槽にたまった雨水が各部屋に供給されるようになっている。

③本日の練習問題

本日もオリジナルの問題を作成しています。

[1]『グラナダのアルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ離宮、アルバイシン地区』に関連して、718年から1492年までに行われた、複数のキリスト教国家によるイベリア半島の再征服活動を何というでしょうか。

①アラベスク
②十字軍
③レコンキスタ
④第一次ポエニ戦争

[2]『カステル・デル・モンテ』の設計に加わったとされる皇帝は誰でしょうか

①フリードリヒ2世
②メフメト2世
③レオポルト2世
④ハインリヒ2世

[3]『グラナダのアルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ離宮、アルバイシン地区』はどこにある世界遺産でしょうか

①フランス共和国
②エジプト・アラブ共和国
③スペイン
④イタリア共和国

以下回答です。

[1] ③ [2] ① [3] ③

 

本日の世界遺産はいかがでしたか?

私自身は、「レコンキスタ」という言葉を初めて知りましたが、世界史の中ではわりとメジャーどころなのでしょうか?ヨーロッパの歴史の中ではかなり重要な出来事に思います。
学がないものでお恥ずかしい。

そして、『カステル・デル・モンテ』も今回の学習で初めてみたかもしれません。
イタリアには有名な世界遺産が多すぎて、埋もれてしまっている世界遺産なのかもしれませんが、私と同様に初めて知る人に紹介できたなら嬉しいです。
とても素敵な建築ですよね。イタリアにい聞く機会があれば、絶対に見ておきたいと思ったのは、フリードリヒ2世の人間性にも興味を持ったからかもしれません。
訪れることができるなら、今からその日が楽しみです。

では、また明日もお待ちしています。

tomo

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