地球の歴史③ジャイアンツ・コーズウェイ、他

世界遺産検定2級

この記事は世界遺産検定2級学習用に構成しています。

本日は、3つの自然遺産について学習します。
私は例によって全て初見の場所でした。

では、さっそく学習に入りたいと思います。
本日もよろしくお願いします。

①ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸

英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
<自然遺産>
登録年:1986年
登録基準:(ⅶ)(ⅷ)
「巨人の石道」の名をもつ壮大な景観

アイルランド島北端の海岸線には、「ジャイアンツ・コーズウェイ(巨人の石道)」と呼ばれる正六角形の石柱が8kmも続く奇観が残ります。

この地域には火山活動で生まれた4万もの石柱群が連なっています。
これは大量のマグマが冷える過程でできた自然現象で、地球生成の歴史を知る上で貴重な遺産です。

この地の名称は巨人伝説に因んでおり、伝説では巨人フィン・マックールがスコットランドの巨人ベナンドナーと戦いに行くためにこの地を作ったとされています。
なかには「貴婦人の扇」のように形に因んだ名前を持つ岩もあります。

②ヘーガ・クステン/クヴァルケン群島

スウェーデン王国及びフィンランド共和国
<自然遺産>
登録年:2000年/2006年範囲拡大
登録基準:(ⅷ)

スウェーデン東部のボスニア湾沿岸のヘーガ・クステンと、対岸のフィンランド西部のクヴァルケン群島には、9,600年前の氷河期末期から隆起をつづける高層海岸が存在します。

ヘーガ・クステンは、スウェーデンのヴェステルノールランド県に広がるボスニア湾沿岸部の海岸である。
「高い海岸」を意味するその名の通り、ヘーガ・クステンは屹立した断崖とともに、数多くの入り江、湖、島々などから成る非常に複雑な景観を形成しているのである。

クヴァルケンとは、スウェーデン語で「海の喉」を意味し、フィンランドとスウェーデンの挟まれたボスニア湾の80kmの海峡を指しています。
フィンランド初の自然遺産に登録されたクヴァルケン群島の自然保護区は、フィンランド沖の海峡に浮かぶ5600もの島々や海域からなり、ほとんどの場所は海水に覆われています。

この一帯は、氷期には巨大な氷床が形成されており、それが後退するに従って陸地にのし掛かる重みが軽減されてきた。
氷河期に氷床の重みで沈んでいた地殻が、氷河期が終わったことで解氷し、反発して盛り上がる現象が起こっている。
これは*アイソスタシーが成立していないためで、隆起は1年間に平均8〜10mmの速度で進み、現在も続いている。

*アイスタシー:流動性のあるマントルの上で、地殻の重みと近くに動く浮力がつりあって地形を作り上げているとする説。地殻均衡。

③バーバートン・マコンジュワ山脈群

南アフリカ共和国
<自然遺産>
登録年:2018年
登録基準:(ⅷ)

バーバートン・マコンジュワ山脈群は、南アフリカの北東、スワジランドに隣接する地域にあります。
世界最古の地質構造のひとつであるバーバートン・グリーンストーン・ベルトの約4割を含んでいます。
この地では36億年〜32億5,000万年前にできた火山岩と推積岩の連なりがよく保存されています。

そしてこの場所で、35億年前の始生代からの生命体の存在が確認されています。
また、32億年前に地球のプレート移動のきっかけになったのではという説もある小惑星が衝突した痕跡も発見されています。

地表の変化や隕石の衝突、火山活動、大陸形成の過程、初期の地球環境など、地球の歴史を伝える多くの情報が残されています。

練習問題

[1]『ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸』に関する次の文中の空欄に当てはまる語句として、正しいものはどれか。
アイルランド島北端の海岸線には、「ジャイアンツ・コーズウェイ(巨人の石道)」と呼ばれる(   )の石柱が8kmも続く奇観が残る。

①正方形
②正五角形
③正六角形
④正八角形

[2]次の3つの説明文から、推測される世界遺産として正しいものはどれか。
ースウェーデン東部のボスニア湾沿岸と対岸のフィンランド西部に位置する
ー9,600年前の氷河期末期から隆起をつづける高層海岸である
ー氷河期に氷床の重みで沈んでいた地殻が、氷河期が終わったことで解氷し、反発して盛り上がる現象が起こっている。

①ドロミテ山塊
②カジュラーホ国立公園
③バーバートン・マコンジュワ山脈群
④ヘーガ・クステン/クヴァルケン群島

解答とエンディング

解答 [1]③ [2]④

いかがでしょうか。
画像が準備できなかった世界遺産もありますが、日本で見ることのできないような独特の景観が広がっていますね。
まさに地球の歴史を証明する貴重な自然遺産だと思いました。

本日もここまで読んでいただいてありがとうございました。

では。

tomo

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