ヨーロッパの建築様式⑤フィレンツェの歴史地区

世界遺産検定2級

この記事は世界遺産検定2級学習用に構成しています。

本日は、これまでにも何度も取り上げている『フィレンツェの歴史地区』の学習です。
目新しい内容は多くありません。
2級の学習では、主に建築の観点での理解が必要なようです。

参考までに、3級の学習記事のリンクを貼っておきます。
ルネサンス(フィレンツェ)

本日もよろしくお願いします。

フィレンツェの歴史地区

ルネサンス様式
<文化遺産>
登録年:1982年/2015年範囲拡大
登録基準:(ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)(ⅵ)

ルネサンス様式

ルネサンス様式
ルネサンスとは「再生」という意味で、古代ギリシャやローマなどを模範とした15〜16世紀の様式。
幾何学図形を基調としたバランスの取れた造形が特徴

フィレンツェは、イタリア中部トスカーナ地方のアルノ河畔にローマの植民市として建設されました。
14世紀末から17世紀にかけてルネサンスの中心となり商業都市として大いに栄えました。
歴史的な街並みが広範囲かつ集中的に保存されており、ルネッサンスの芸術や文化をみることができます。

フィレンツェでは、15世紀半ばに金融業で頭角をあらわしたコジモ・デ・メディチが市政を握りました。
そしてその後、約300年にわたって*メディチ家の下で繁栄しました。
メディチ家は文化や芸術を積極的に庇護しました。
そのため、フィレンツェに多くの芸術家が集まり、ルネサンスが開花しました。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、着工から完成まで140年かかっています。
そのため、ゴシック様式とルネサンス様式が混在しています。
なかでも、*ブルネッスレキが設計した二重構造の円蓋えんがい(クーポラ)は、ルネサンス様式の代表とされる。

メディチ家:フィレンツェを実質的に支配した大富豪。コジモの孫ロレンツォが芸術を庇護し、フィレンツェ・ルネサンスが開花した。
ブルネッレスキ:1377〜1446 フィレンツェ出身の建築家。

練習問題

[1]「ルネサンス」に関し、ルネサンス様式の建築様式として、正しいものはどれか。

①過剰な装飾や凹凸の強調、絵画などによる内装が特徴である
②天井の高さと光を追求しており、建物そのものが「神は光なり」というキリスト教の世界観を表している
③ローマ建築の様式と東方の文化が融合しており、内部はモザイクや大理石で装飾されている
④古代ギリシャやローマなどを模範とし、幾何学図形を基調としたバランスの取れた造形が特徴である

[2]「フィレンツェ」に関し、『フィレンツェの歴史地区』にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の二重構造の縁蓋(クーポラ)を設計した人物として、正しいものはどれか。

①ブルネッレスキ
②アグリッパ
③アンリ・プロスト
④フィッシャー・フォン・エアラッハ

解答とエンディング

解答 [1]④ [2]①

いかがでしたか。
今日は記事としてはボリュームは少なめでした。
よくご存知の方もいる内容だと思うので、記事的には、箸休めといった感じでしょうか。

フィレンツェは旅行者にもとても人気で、街並みや建物ひとつひとつが、美しいなと思いましたが、その理由の一つには「ルネサンス様式の特徴である幾何学図形を基調としたバランスの取れた造形」があるのかなと思いました。

本日もここまで読んでいただきありがとうございました。

tomo

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