商業・交易・貿易④ヴェネツィア・ロロペニ・レブカ

世界遺産検定2級

この記事は世界遺産検定2級学習用に構成しています。

おはようございます。
私的ちょっとした事件!今日学習する世界遺産のある国の名前が初見です。
「ブルキナファソ」という国、皆さんはどこにあるかご存知ですか?
因みに、北にマリ、東にニジェール、南東にベナン、トーゴ、南にガーナ、南西にコートジボワールと国境を接する内陸国ということでした。
周りの国の名前は、一度くらいは耳にしたことはありましたが、ブルキナファソは初めてでした。
まだまだ知らない国が沢山ありそうです。(余談でした)

本日学習する世界遺産は3件です
◆ヴェネツィアとその潟
◆ロロペニの遺跡群
◆レブカ歴史的港湾都市

『ヴェネツィアとその潟』については3級までに学習していますので、今日は軽めです。
学習リンクを貼っておきます。
商業と都市(ヴェネツィア・リューベック)

では、本日もよろしくお願いいたします。

①ヴェネツィアとその潟

イタリア共和国
<文化遺産>
登録年:1987年
登録基準:(ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)(ⅴ)(ⅵ)
東方貿易で栄華を極めた水の都

ヴェネツィアは、イタリア北東部アドリア海の最深部に位置しています。
潟に点在する118の島々からなる水上都市です。

ドゥカーレ宮殿

9世紀に建設された、キリスト教の聖人マルコの聖遺物を祀るサン・マルコ大聖堂や、のちにヴェネツィア共和国総督の邸宅へ改築されたドゥカーレ宮殿など、多くの歴史的建造物が残ります。

現在は、地下水や天然ガスの採取が原因と考えられる地盤沈下が問題となっています。

②ロロペニの遺跡群

ブルキナファソ
<文化遺産>
登録年:2009年
登録基準:(ⅲ)

『ロロペニの遺跡群』は、西アフリカのブルキナファソ初の世界遺産です。
かつてサハラ砂漠の黄金貿易を支えた都市の遺構です。

画像引用:Wikipedia「ロロペニの遺跡群」

ロロぺニでは金の抽出と精錬が盛んでした。
14〜17世紀に最盛期を迎えましたが、19世紀の初頭にこの地は打ち捨てられ、多くの建造物が土に埋もれていました。

世界遺産に登録されたのは、サハラ砂漠の黄金貿易を支えた100個の石垣の中の一部で、保存状態の最も良い10の要塞です。
ラテライトで作られた高さ6メートルの石壁は、1000年以上の歴史があると考えられ、約80%が現存しています。

現在も多くの遺構が未発掘のままですが、この遺跡により19世紀初頭の出来事が解明されることが期待されています。

③レブカ歴史的港湾都市

フィジー共和国
<文化遺産>
登録年:2013年
登録基準:(ⅱ)(ⅳ)

南太平洋のほぼ中央部に位置することから「南太平洋の十字路」とも呼ばれるフィジー。
『レブカ歴史的港湾都市』はフィジーで最初に登録された世界遺産です。
レブカは、19世紀初頭より南太平洋の交易の中心地として欧米の商人や宣教師らによって開発されました。

オバラウ島の港町レブカには、オセアニアとヨーロッパの文化が融合した*コロニアル様式の建造物が立ち並び、独特の都市景観が広がっています。

1874年にフィジーがイギリスの保護領となると、レブカは最初の植民首都となりました。

しかしわずか8年後にスバへ遷都したため、ココヤシ保管庫や港湾施設、商業・宗教施設、住居といった建造物が当時の面影をとどめたまま今も立ち並んでいます。

*コロニアル様式:植民地に建てられる西欧式建築を指し、しばしばその土地の建築様式と融合している。

④練習問題

◆ヴェネツィアに関する次の文章を読んで、以下の問いに答えなさい。
東方との交易で栄えたヴェネツィアは(a)『ヴェネツィアとその潟』として世界遺産に登録されており、数多くの歴史的遺構が残る。ここは記念物や建造物などの保存や修復に関する考え方を示した(b)ヴェネツィア憲章が採択された地でもある。
[1]下線部(a)『ヴェネツィアとその潟』に関する説明として、正しくないものはどれか。

①100を超える島々からなる水上都市である
②聖ヤコブの聖遺物を祀る聖堂がある
③地下水などの採取が原因と考えられる地盤沈下が問題となっている
④アドリア海の最深部に位置する都市である

[2]下線部(b)「ヴェネツィア憲章」の説明として、正しいものはどれか。

①修復方法において近代的な技術や材料の使用を認めた
②ヴェネツィア憲章の考え方に基づき世界遺産センターが設立された
③この憲章により真正性の概念が示された
④ヴェネツィア憲章に次いでアテネ憲章が採択された

[3]次の文中の空欄に当てはまる(A.国名)と(B.世界遺産名)の組み合わせとして、正しいものはどれか。
西アフリカの( A )初の世界遺産である『( B )』は、かつてサハラ砂漠の黄金貿易を支えた都市の遺構である。現在も多くの遺構が未発掘のままである。

①A.ニジェール ー B.マラケシュの旧市街
②A.ニジェール ー B.ロロペニの遺跡群
③A.ブルキナファソ ー B.マラケシュの旧市街
④A.ブルキナファソ ー B.ロロペニの遺跡群

[4]『レブカ歴史的港湾都市』のあるフィジー共和国にある島として、正しいものはどれか。

①ライアテア島
②オバラウ島
③パスクア島
④マルタ島

⑤解答とエンディング

解答 [1]② [2]③ [3]④ [4]②

いかがでしたか。
唐突に登場した「ヴェネツィア憲章」に関しては、学習リンクを貼っておきます。
時間が経つと忘れてしまいますね…
基礎知識②世界遺産誕生までの流れ
ここまで読んでいただきありがとうございました。

また明日もお待ちしています。

tomo

 

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