商業・交易・貿易①ベルゲンのブリッゲン地区

世界遺産検定2級

この記事は世界遺産検定2級学習用に構成しています。

本日からテーマが新しくなりまして、交易で繁栄した街の世界遺産などを学んでいきます。
港湾都市を多く取り扱いますが、それぞれの歴史背景に合わせて、街の景観も楽しめる世界遺産ではないかと思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。

ベルゲンのブリッゲン地区

ノルウェー王国
<文化遺産>
登録年:1979年
登録基準:(ⅲ)
商人や職人が移り住んだノルウェーの港湾都市

スカンジナビア半島の南西沿岸のベルゲンは、13世紀にハンザ同盟の拠点が置かれていた港湾都市です。
天然の要害に築かれたかつての首都でもありました。

暖流の影響を受けた不凍港であるベルゲンは、北ヨーロッパ最大の港町として栄えました。
やがてドイツ商人が交易の実権を握るようになり、14世紀には*ハンザ同盟に加盟しています。

*ハンザ同盟:中世後期の北ドイツの都市による都市同盟である。バルト海沿岸地域の貿易を掌握し、ヨーロッパ北部の経済圏を支配した。

*在外ハンザ商人の居留地となったブリッゲン地区は、干鱈ひだらの取引により発展しました。
次第に商人だけでなく職人もこの地に移り住むようになり、ノルウェー最大の港湾都市となりました。

*在外ハンザ商人:ドイツ国外の4つの重要な商業地域に居住地区を設け取引をしたドイツ人。ロシアのノヴゴロド、イングランドのロンドン、フランドルのブルージュ、ノルウェーのベルゲンの4都市に商館を設けた。

15世紀に繁栄の極にあったハンザ商人も16世紀末には衰え、ブリッゲンのハンザ商館は1754年ノルウェーに引き渡されました。

この地区はたび重なる火災の被害を受けてきたが、その度に当初の図面を元に再建されてきました。
海に面した三角屋根のカラフルな木造家屋の街並みは、最後の大火で1955年の火災の後に再建されたものです。

ブリッゲン地区の住居は入口の狭い木造家屋で、火災の被害を抑えるために中庭が設けられている。

また、1761年に建てられたハンザ同盟の会議場「ショートスチューエネ」は、他の建造物同様に火災にあっていますが、粗石造りの共同金庫に保管されていた書類や議事録は被害を受けませんでした。

2つの塔を備えた聖母マリア聖堂は12世紀に建てられたもので、1776年までベルゲン在住のドイツ人のための聖堂だった。

このほか、ハンザ商人の倉庫兼住居だったハンザ博物館には、ハンザ同盟時代の船や家具が展示されています。

練習問題

[1]『ベルゲンのブリッゲン地区』に関する、次の文中の空欄に当てはまる語句として、正しいものはどれか。
スカンジナビア半島の南西沿岸のベルゲンは、13世紀にハンザ同盟の拠点が置かれていた港湾都市です。(   )の居留地となったブリッゲン地区は、干鱈の取引により発展した。

①ユダヤ人
②在外ハンザ商人
③イタリア商人
④ソグド商人

解答とエンディング

解答 [1]②

いかがでしたか。
今日は久しぶりに1件のみの学習となりました
ブリッゲン地区の景観は、三角屋根の並ぶ家並み、そしてカラフルな色合いがとても可愛らしいなと思いました。
複雑な歴史と、火災に夜焼失など、その背景とは違った印象の景観だなと思ったりしています。

本日も、ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
では、また明日お待ちしています。

tomo

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