3級過去問題①

本日は世界遺産検定3級(2017年12月)より、世界遺産条約に関する問題を出題します。
(一部、変更しています)

◆世界遺産条約に関する次の文章を読んで、以下の問いに答えなさい
世界遺産とは、「顕著な普遍的価値」を持つ自然や文化財を、(a)世界遺産条約に基づいて保護していくものである。世界遺産条約は、1972年の(b)ユネスコ総会において、満場一致で採択された。この条約の理念が生まれるきっかけとなったのは、1960年代にユネスコが行なった(c)「ヌビアの遺跡群」の救済キャンペーンであった。現在世界遺産は1092件(2018年)登録されており、最も多く世界遺産を保有する国は( 4 )である

[1]下線部(a)「世界遺産条約」の説明として正しいものはどれか

①正式名称を「世界の地球環境及び民族文化を尊重する条約」という
②「文化」と「自然」を始めてひとつの条約の中で保護したものである
③遺産の保護・保全の義務と責任は、ユネスコにある
④締約国に遺産の保護を強制する罰則規定を設けている

[2]下線部(b)「ユネスコ」の正式名称として正しいものはどれか

①国際連合観光機関
②国際連合社会開発研究
③世界知的所有権機関
④国際連合教育科学文化機関

[3]下線部(c)「ヌビアの遺跡群」(『ヌビアの遺跡群:アブシンベルからフィエラまで』)がある国はどこか

①ギリシャ共和国
②レバノン共和国
③エジプト・アラブ共和国
④イラン・イスラム共和国

[4]文中の空欄( 4 )に当てはまる国名として、正しいものはどれか

①イタリア共和国
②アメリカ合衆国
③ロシア連邦
④ギリシャ共和国

以下、回答と解説です

[1] ②「文化」と「自然」を始めてひとつの条約の中で保護したものである

正式名称「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」は1972年の第17回ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)総会にて満場一致で採択された。2017年8月現在193の国と地域が加盟する、世界最大規模の国際条約。

この条約は、それまで別のものと考えられてきた「文化」と「自然」を初めて一つの条約の中で保護するもので、人間の文化と地球環境を切り離すことのできない「ひとつ」のものと考えている

遺産を国際的に保護することを目的としているが、遺産の保護・保全の義務と責任は、遺産保有国にある。各国に保護を強制したり罰則規定などはないが、適切な保護等がなされず、世界遺産としての価値を損なう危険性のあるものは「危機遺産」として公表され、世界遺産基金の援助、各国の協力などを受け危機を取り除く努力がなされる。

過去の学習はこちらから

今更だけど世界遺産って?

[2] ④国際連合教育科学文化機関

ユネスコ国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関である。

過去の学習はこちらから

ユネスコってどんな機関?

[3] ③エジプト・アラブ共和国

アブ・シンベル神殿入り口にあるラメセス2世像

過去の学習はこちらから

地中海世界の形成(ヌビアの遺跡群・メンフィスのピラミッド地帯)

[4] ①イタリア共和国

過去の学習はこちらから

数字で見る世界遺産

 

いかがでしたか?

世界遺産の国について問われる時、地図上の場所を示す方式も多いですので、国の名前だけでなくその場所も合わせて頭に入れていくと良さそうです。
ちなみにエジプトはここにあります。

本日はここまでです。
では、またのご訪問をお待ちしています

tomo

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